2024年11月6日水曜日

GOOGLE OR-TOOLS PDLPを評価

 First Orderのリニアソルバは、前にも評価しました。HIGHS版では、PDLPのGPU版もあるのですが、Google OR-TOOLS版では、また別な改善がされているということなので評価してみました。

Scaling up linear programming with PDLP

が、残念なことに、「収束速度、精度から言って、問題がある」、INRC2や、SchedulingBenchmarksの記録更新用途には、使用に耐えないという結論に達しました。問題の性質上、Barrior Solver(内点法)によるソルバが有効である、というのは分かっていて、HIGHSの改善版

Funding for the IPM solver and beyond

を待っていたのですが、一向に出る気配がないので諦めてCOPTに依頼することにしました。

NEOSサーバ上のCOPTは、Simplexなので遅いです。CLPと大差ありません。

しかし内点法によるMittlemanBenchmarkによれば、圧倒的に1位です。

plato.asu.edu/ftp/lpfeas.html



0 件のコメント:

コメントを投稿