HIGHSソルバで、LPを解くと、4つのSolutionが出てきます。solutionというと、通常は、ColSolutionになります。これは、SAT解を得たときの解に相当します。Dualは、双対と訳されます。双対とは、
目的関数 ⇔ 制約
の間にある数理的な関係を指しています。
制約を固定して、目的関数を最初にする(主問題)のと、
目的関数を固定して、制約を最大化(双対問題)する
のは、ある種の対称性があります。これは、Linear System全てについて当てはまり、主問題があれば、双対問題も自動的に定まります。これは、OR特有の概念であり、双対定理と呼ばれています。
■Col Solution ⇒x(i)
■Dual Solution ⇒y(i)
■Row Activity
■Reduced Cost ⇒r(i)
です。数理ソルバで特に重要なのは、ReducedCostです。
Reduced Costは、
rj=cj-ajTy
で計算出来ます。
ciは、xについて目的関数値の係数です。yは、dual値、ajは、システムマトリクスの係数です。ReducedCostは、x(i)に付随する量なので、x(i)サイズ分値を持ちます。x(i)に関して 目的関数の悪化(改善)具合を表していると考えられます。多くのMIPソルバ内で、PuedoCost(疑似コスト)の初期値としても使われています。
スケジュールナースの数理ソルバ内では、このReducedCostを駆使しています。