2025年2月20日木曜日

Q.遅勤務1(休遅)は、月1回が上限

 Ans.

「月1回が上限」のニュアンスは、ハード制約だと思います。ただし、スタッフによっては、月2回までやってもよい、という方もおられるかもしれません。そういった要求に対する実装です。


いつものように、スタッフプロパティシートで、希望上限回数を指定します。


行制約で、制約します。ソフトレベル1に着目してください。

行制約レベル1の許容エラー数を1にします。

こうすると、スタッフプロパティシートで、0を指定しているとすると、

0+1=1回までは、ソフトエラー範囲であり、同時に1回以下がハード制約となります。

つまり、2回という解を許容しませんので題意を実現できます。

また、あるスタッフがスタッフプロパティシートに1回と記述すると

1+1=2回までは、ソフトエラー範囲であり、ハード制約でもあります。3回という解は許容しません(存在しません)

このように、題意の要求以上に、将来の変更を予想して記述しておくとメンテナンス性がよくなるでしょう


なお、行制約レベル1には、他の制約も(5連休禁止)あるのですが、不等式制約ではないので、何ら影響はありません。



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