Q.
毎月の「当直予定表及び拘束表」の常勤医師ごとの担当実績は、当直及び拘束もそれぞれ休日または平日に分類し、実績を各月・会計年ごとに集計したい。
常勤医師の当直、宿直又は宿日直(当直)及び拘束の担当回数は、各月及び会計年度でできれば平準化したい。
Ans.
会計年の集計・平準化については、スケジュールナース仕事の対象外とさせてください。
仮に、Excelのマクロ等を用いて自動化したとしても、希望休み属性やスキル等により、どうしても不均衡が生じてしまう例はたくさんあります。そこで、敢えて自動化しない、俯瞰的公平の観点により、累計結果を見ながら、下記設定を毎月管理者が行う、という方法をお勧めしています。
具体的には、以下のスタッフプロパティシートにより、各医師の各目標回数を毎月設定します。
各月は、勿論割り切れない場合も存在するので、別にExcel累計集計によりフィードバック・フィードフォワードしながらの設定が可能になります。しかし、前述のように、各医師の希望休み志向やスキル等により、どうしてもフラットにはならないケースが出てきます。(例えば、前回、休日の拘束出勤2連勤は、若手医師がやらざるを得ないケースがありましたが、そのような希望休み数が少ない方が居て初めて解が存在する場合があります。)
何を持って平等とするか、あるいは、経年数による傾斜配分等、人事・人間関係に及ぶので、複雑で難しい問題が待っています。例えば、以下のような俯瞰的に判断するケースが出てくると思います。
人生初の勤務表作成 公平性と家庭の事情のハザマ (nurse-scheduling-software.com)
単純なプログラムで対応可能なケースはむしろまれで、管理者が月毎に判断設定した方が実際的である、と思います。
なお、お客さまのExcelフォーマットに解を出力させるには、PythonPost処理で行うことが可能です。次に説明します。
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