よい方法があります。シミュレーションです。シミュレーションは、現在の職場の環境とほぼ同じ条件をつくり、ガイドラインを遵守した場合、しない場合について様々な勤務パターンを実際に作ってみます。これを紙と鉛筆でやるのは大変ですので、その辺はPCを使おうという訳です。
出力されるのは、勤務計画表なので、今までの勤務計画表と比べてみれば、パターンの違いや問題になりそうな所が浮かび上がってくるので、それについてさらに検討を進めればよいだろう、という考えです。
それでは、スケジュールナースでも、色々な条件を絡めて作ってみようと思います。
あくまでシミュレーションなので、そんなに怒らないでください。ガイドライン11項目のうちスケジュールに係わる下記8項目を満足します。
- ガイドライン1勤務と勤務の間隔は11時間以上あける。
- 勤務の拘束時間は13時間以内とする。
- 夜勤回数は、3交代制勤務は月8回以内を基本
- 夜勤の連続回数は、2連続(2回)までとする
- 連続勤務日数は5日以内とする。
- 夜勤後の休息について、2回連続夜勤後には
おおむね48時間以上を確保する。1回の夜勤後についても
おおむね24時間以上を確保することが望ましい。 - 週末の連続休日
少なくとも1カ月に1回以上は
土曜・日曜ともに前後に夜勤のない休日をつくる。 - 交代の方向は正循環の交代周期とする。
すべての勤務が日->準->休->深-> 方向になっているのは、正循環だからです。日日日日日は、あってもよいのですが、準や深は、準準、深深までです。
全ての勤務が11時間以上あけるになっているので、日深や、準日はありません。準夜のあとは、必ず休みになるし、深夜の前も休みになります。実は、上の結果は、気づいた方もおられると思いますが、次の制約をプラスで入れてあります。
- 日勤の連続日数を3日
- 深深の数を最小化
- 準準の数を最小化
- 深-深間隔は5日以上
- 準-準間隔は4日以上
追記:正循環勤務表については、こちらで詳しく検討しました。
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