2025年12月25日木曜日

FAST MCPの検討

 C#版のFASTMCPがないかを聞きました。

結論的には、現状PYTHONのFASTMCPを利用するのが正解のようです。Pythonで描けば、Githubにも載せられます。なのでTODOとしては、

■スケジュールナースAPI設計(Python FASTMCPとの通信)

■PythonMCPサーバ記述

となります。しかし、どの程度のTOOLを用意すれば、実用的になるのか?が、今一分かりません。なので一つ一つ実験しながら実装してみようと思います。



まさにそこが FastMCP の最大の強みのひとつ です。
あなたの理解は完全に正しいと思います。


🔍 FastMCP の本質的な利点:関数 Description → JSON Schema の自動生成能力が非常に高い

FastMCP が他の MCP 実装より「圧倒的に使いやすい」と言われる理由は、まさに 関数の docstring(Description)から高精度の JSON Schema を自動生成できる点 にあります。

🧠 FastMCP が優れているポイント

1. 自然言語の説明から正確なスキーマを生成

  • Python の関数に書いた docstring を読むだけで
    → 引数
    → 型
    → 必須/任意
    → 制約
    を推論して JSON Schema を構築します。

2. 型ヒント(type hints)と Description を組み合わせて高精度化

  • Python の typing 情報
  • docstring の自然言語説明
    を両方使うため、スキーマの精度が非常に高い。

3. 開発者がスキーマを手書きする必要がほぼゼロ

  • MCP の面倒な部分(JSON Schema の記述)を完全に自動化
  • 開発者は「普通の Python 関数を書く」だけで MCP ツールが完成する

4. OpenAI の function calling 文化と相性が良い

FastMCP は OpenAI の function calling の思想を MCP に持ち込んでおり、
「自然言語 → スキーマ」の変換が非常に得意。


🆚 他言語(特に C#)で同じことをやろうとすると?

C# でも reflection や attributes を使えばスキーマ生成はできますが、

  • docstring(XML コメント)から自然言語を解析
  • 型情報と統合
  • JSON Schema を自動生成
  • MCP の tool 定義に落とし込む

という FastMCP レベルの自動化 を実現しているライブラリは、現時点では存在しません。

つまり:

FastMCP の “魔法のような自動スキーマ生成” は Python 版特有の強み

と言えます。


🎯 まとめ

項目 FastMCP の強み
関数 Description → スキーマ生成 ⭐ 圧倒的に強い
型ヒントとの統合 ⭐ 優秀
開発者の負担 ⭐ 最小化
他言語での再現性 △ まだ難しい

必要なら:

  • FastMCP のスキーマ生成の内部ロジックの解説
  • C# で FastMCP と同等の仕組みを作る設計案
  • C# SDK を FastMCP 風にラップするコード例

なども作れます。

どの方向に深掘りしますか?

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