2025年1月5日日曜日

従前の入力スタイルによる求解の仕方

 まずは、ブランク予定で、UB=0を確認しておきます。

UB=0になっています。


スタッフの希望や、決まった予定を入力します。入力したらロックします。


全部ロック します。


ロックした部分は、黄色になります。


求解してUB=0になっていることがベストです。UB=0とならなくても、許容範囲であるかどうかが、ポイントになります。許容範囲でないとすれば、予定を変更する必要があるということですが、それはまた別の機会に。許容範囲内であると仮定して話を進めます。


さらに、自分が良いと思う勤務を入力していきます。黄色部以外が入力したところです。


途中、途中で求解します。

その都度に、解が存在し、そのベスト解が提示されます。それは、これ以降人間が如何に入力しようとも、それ以上に目的関数値は、変わることはない、ということです。(解が固定されるという意味ではなく、コンピュータが示した勤務品質の値UB(目的関数値)を下回る割り当てを物理的にも能力的にも人間が出来る筈がないという意味です。)それが、気にいらなければ、


取り消し、やりなおしにより、入力途中まで戻って再トライします。以上が従前スタイルによる勤務表作成の仕方です。

同じスタイルではありますが、違いは、解が存在する保証があること、そしてベスト解よりも良い解(目的関数値が低い)が存在しないことが違います。自分が入力した勤務パターンでは、其のあとにどんなに頑張っても相応のエラーとなってしまう将来が示されることです。


この違いは、大きいと思います。安心できるのでは、ないでしょうか

入力の仕方は、従前のやりかたと全く同じです。しかし、良いと思った勤務パターンを入力していっても、スケジュールナースが示す将来のベスト解がエラーだらけ、ということに早晩気づくことになるでしょう。散々入力した挙句に、結局は、スケジュールナース解を採用、もしくは、部分の修正ということに落ち着く、 と思います。いつも同じ修正が入るならば、それは制約を追加した方が時間の節約になる、ということになろうかと思います。





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