大事な原則は、
固有スタッフ名で制約しない
です。お客さまのプロジェクトファイルを拝見していて、メンテナンス性が良くない例を下に示します。
ペア禁止制約ですが、スタッフ名で制約しています。
スタッフが異動になったり退職したりする場面でスタッフプロパティシートのスタッフ名を変更しますが、そのとき、上の制約も変更する必要があります。ところが、制約したことは忘れてしまっているので、求解エラーとなってしまい、『何が起こった?」で無駄な時間がかかってしまいます。
こういうことが起きないようにするには、将来起きえる変更をスタッフプロパティシートにまとめておくことです。毎月のメンテナンスは、スタッフプロパティシートだけ行えばよい、ということにしておきます。つまり設計後は、制約そのものを弄る必要がないようにします。
改善例は、例えば、次のようにペア制約の組を指定するようにします。こうしておけば、ペア禁止人数は、二人に限定されることがなく、3人でも4人でも汎用的に記述できます。
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