2025年3月23日日曜日

ロックは過ぎ去った過去には掛けない

 基本的には、今より後の未来にのみ掛けることを原則とします。

この理由として、「予定」は、シフト集合、ソフト制約により非決定のセルが含まれることがあります。これに対して、「解」は、決定したセルになります。で、それを予定に送るとすれば、ロックが掛かっていると予定は非決定のままとなってしまいます。ロックのままでは上書きできないので、ロックを外しておくことが必要です。

先月部についても、この基本原則に則れば、

今月の勤務表作成時から過去なのでロックしない

ということにしたいと思います。これまでのサンプルで、先月部にロックを掛けてしまっている例がありますが、修正します。下図のように先月部はロックしないでください。


<ロックが掛かっていると問題の例>

スタッフ24が、今月から夜勤なしの日勤のみになったとします。


日勤のみなので、予定FILLINすることにして全ての数値設定をクリアします。

スタッフ毎の当該シフトをクリアします。

                             しかし、求解するとエラーが出てしまいます。


当該箇所に飛ぶと、
                            
                                ロックを外せば、「先月部の矛盾するシフトをソフト化」が効いて


                        ということで、最初からロックがかかっていなければ、防げる問題でした。




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