2023年10月3日火曜日

リニアペア制約追加

 リニアペア制約による記述


AならばBによる記述との対比


演算子は、==、>=、<=の3種類、オフセットは、+-1、+-2...をサポートしています。

係数は、A用とB用で独立してあり、各々ACoff ,BCoffとすると

ΣACoff*A[i] 演算子 ΣBCoff*B[i] +offset

となるように制約します。

用途は、数理的表現が必要な場合用です。殆ど場合、上のように、現状のペア制約で事足りますが、数理的表現の方が、簡潔に記述できる場合があります。

例えば、新人二人につき一人の指導者がつく制約を考えます。

新人数 指導者数

-------------------

0     0

1    禁止

2             1

3           禁止

4    2

.....

このような場合、論理的制約では、多数の制約記述が必要となります。数理的記述が可能ならば、Aを新人、Bを指導者として

ΣA[i]==2*B[i]

という風に、一つの制約で、記述できます。

どちらかというと、数理ソルバーでは、Nativeな記述ですが、論理的ソルバーでは、苦手な記述となります。

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