2025年4月3日木曜日

DPS評価

 結果です。横軸はスレッド数1-32,縦軸は、求解時間です。純粋にSAT SOLVERとしての評価です。CPUは、Ryzen5950X 128GBです。

物理コア数は、16ですが、HyperThreadで32まで有効になります。スレッド数が増えれば、求解時間は、減少傾向にはありますが、必ずスレッド数を増やせば、求解時間が減るという関係にはなっていません。これは、RANDOM SEEDを起源とする探索系ソルバの特徴であって、メタヒューリスティクス系ソルバでも同様でしょう。

全般的には、スレッド数16が極小となることが分かります。DPSは、Synchronoizationに関わる時間ロスが十分に小さいことを示しています。

全般的に、期待通りの結果となっています。DPSの場合、マシンが決まれば、例えばこのグラフは何回試行しても同じ結果となります。別な環境では別なグラフになります。今の求解に対して再現性がある、ということです。

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