Ans.はい、可能です。
現状、下のようになっているとします。
上の例では、たまたま物理限界の値と目的関数値が一致しています。これは、ブランク予定のときだけ計算できる特殊な例です。単純なコマ計算と同じくフルに限界まで人をアサイン出来たときに、コマ数による物理限界値とスケジュールナース目的関数値が一致します。
上の計測で、日勤者数は、5プラス1マイナス0の範囲に、休日については、全休日同じ値3名にアサインされていることに着目してください。
人間技ではとても出来ないことは、実感していただけるのではないでしょうか?
このとき、スケジュールナースは、次の結果になっておりました。
■夜勤と長日勤の日数が同数
■土日祝日の休みの回数の平準化 1 プラス1マイナス0
■夜勤回数の平準化 3 プラス1マイナス0
■連続した休み回数の平準化 2連休が4 プラス2マイナス0
■リーダ回数の平準化 0 プラス3マイナス0
■週休8回、祝休2回
スケジュールナースの能力の高さを示しているとも言えます。
しかし、今回は、たまたま上手くいったに過ぎません。予定が少しでも入ると、物理限界の値は、予測できません。言い換えると保証は出来ません。
一般に、何人スタッフが居ればよいか?というご質問に答えることが出来ないのは、予定がどういう風に入るか分からないからです。予定が固定されていれば、それについてLB(数理ソルバでのLowerBound)を求めれば、そのケースについては、何人要ります、と言えますが、一般的な予定と言われても、とても保証できるものではありません。その職場・プロジェクトで経験を積み重ねていくしか、精度の良い答えは出ないと思います。このあたりがナーススケジューリング問題の特徴でもあり難しさだと思います。
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