マクロは、単に数値の置き換えだけではなく、当該計算で必要な数を提供する機能を有しています。黄色の部分が、スプレッドシート機能を有する部分です。Excelライクな記法ですが、Excel互換ではなく独自のものです。詳細は、以下のAPIを参照ください。
Formula Support in Windows Forms Grid Control | Syncfusion
例えば、通常時平日最大日勤者数は、8です。この値は使用者が設定する値です。
しかし、制約上では、使いたい値は、マイナスした-8として記述したいという状況があります。ユーザ側では、-8にする理由が分からないし、細かい制約の事は気にしたくないので、単に8として値として設定したい訳です。そういう場合は、「式の値を適用」にチェックを入れて、「式の値」のところに式=-D4 としてやります。ユーザが8と設定したセルは、D4セルであり、そのマイナスの値をマクロの値として使う、という意味になります。
式の値を編集モードにすると、式編集になります。
ユーザにとって関心は、単に値(D)の部分だけです。通常、黄色の部分は、制約設計者が記述するものですので、ユーザは関わらなくてもよいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿