2020年6月13日土曜日

探索プログラムの改善その2

エリート集団だけでは、十分でないことが分かりました。一見、優秀な人だけ集めても、優秀さが長続きする保証はない、一見劣るけれども長期で見ると成果を出す輩がいる、そんな感じでしょうか。 例えば、インスタンス7でみると、BFSでSCANして行って、Integer解は、depth=9で見つかりました。そのとき、最もBottomを探索しているnodeのdepthは、16でした。両者ともobj=1056です。
インスタンス8で見ると、Bottomがdepth47のとき、Integer解は、depth=17で見つかりました。obj=1299.408です。これから、エリートが、必ずしも速くInteger解を生むという関係ではないことが分かります。

特に、線形緩和解のLBがInteger解のLBと離れているときには、この戦略は有効ではないことが分かりました。そこで、ROOTから多様な解を維持する戦略としました。勿論、全てを取ると組み合わせ爆発してしまうので、そこは代表選手を取ります。この戦略によれば、一定以上の確率でOptimum解が見つかるはずです。

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