2026年1月12日月曜日

今年予定しているUpdate

 1)数理ソルバのUpdate

MaxSATソルバ、Highsソルバに加えて、数理計画ソルバのアップデートを予定しています。基幹アルゴリズム1には、手を加えず、Highsソルバの最新版へのアップデート、および、数理計画ソルバのアップデートを予定しています。6月頃の予定です。予定している世界記録更新は、商用LPソルバCOPTを使用したものであり、リリース版での搭載は予定していません。現在開発版は、COPTを使用しています。アルゴリズム自体は、COPTを使用しなくても動作しますが、リリース版では分離作業が必要になります。数理ソルバは、多くの技術分野の集積によるもので、実インスタンス向けの統合化実装はこれからの作業になります。ベンチマークで動いても、広範囲な実インスタンスに対応するのは、多くの困難が予想されます。究極のソルバであり、ナーススケジューリングにおいて、到達可能な極点、現時代の最終到達点を示すことになる、と思います。あらゆる実務ナーススケジューリングインスタンスにおいて、本当の物理限界、厳密解はどこにあるか?といったらまずスケジュールナースで試してみる、といった立ち位置になることを期待していて、リリース後は、そのための学術プロモーション活動を開始します。

2)AI IF(MCPインタフェース)を追加

MCPサーバは、現在Pythonで書いていて、ソースはGithubで公開します。これは、シフトのみついて、4月頃のリリースを予定しています。実験的リリースです。これも幾多の試みがあるものの、実用域に達しない自然言語によるAIモデリングに対する挑戦と提案です。


まずは、開発者向けの機能を提供したいと思います。実装したいアイデアは、山ほどあります。それをベースに一般の開発者やContributorが、さらに有効な機能や使い方を拡張できるようになると思います。

後になって、2025年というのは、MCPサーバが花開いたエポックメーキングな年だった、と言う風になるのではないでしょうか?

想えば、求解ソルバとAIモデリング、二つの課題に真正面から取り組んできた10年でした。私の自負は、他に誰も取り組んでこなかったテーマに10年間取り組んだことです。10年前に居た研究者は、皆どこかに行ってしまい、Gurobiで解くことが研究になってしまいました。

永く取り組んできた求解ソルバは今年で開発終了とします。AIモデリング化については、今年がスケジュールナースにとっての元年になるかと思われますが、そうではありません。沢山の実務インスタンスの集積(日本語による制約名が強制されている)は、Github上にあります。ユーザが語る自然言語から制約に落としてきた10年の経験と資産があります。これらの集積は、一朝一夕で出来るものではなく、これらの資産なしには、精度の高いAIモデリングは難しいと思います。資産とMCPを結びつけることが、提案骨子となります。いずれにせよ、求解ソルバと違い、AIモデリングの取り組みは、未来永劫、終わることのない戦いを強いられるでしょう。

 

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