2018年5月2日水曜日

池上先生の本が出ました

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%9A%E5%95%8F%E9%A1%8C%E6%8A%8A%E6%8F%A1%E3%81%A8%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%EF%BC%9A%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E6%95%A6%E5%AD%90-ebook/dp/B07B4S2GMG

です。世界的に見ても、ナーススケジューリングに関するこれほどの本は、ないのではないでしょうか? 私は、取り組み始めて未だ数年ですが、研究の変遷等、「そうだったんだ」と腑に落ちる部分も多々あります。OR学会関係の書物は、数式が多いのに閉口しますが、数式は少ないので読み物としても面白く読めます。普通の学術・技術書にはない、その問題に至る過程や、苦闘の様子などが語られていて、一線を画するユニークな学術書になっています。

組み合わせ最適化に関心のある研究者、技術者、大学院生、学部生には必携の書でしょう。


2018年4月21日土曜日

MaxSat Evaluation 2019 Call for Participation

去年参加したので、主催者様から、ご案内を頂きました。(なぜかタイトルが2019になっていますが。)

現在、私は、新しい発想のソルバを検証中なのですが、MaxSATの形で入れ込むには、時間が足りないので今年は、参加を見送ります。

最近、MAXSAT Communityの性能向上は、停滞ぎみなので、新規参入には良いチャンスです。

*MaxSAT Evaluation 2018 (MSE-2018)*
*Call for Participation*
Submissions Deadline: *May 31st, 2018*
Results disclosed in July 2018 at Sat-2018, Oxford, UK
The MaxSat Evaluation is designed to provide a snapshot of current
progress in solving MaxSat by running submitted MaxSat solvers on a
heterogenous collection of benchmark instances.
MSE 2018 will be the 13th annual MaxSat Evaluation. We
welcome contributions of two types from the community at large:
a) New MaxSAT benchmarks encoding instances of interesting
     NP-hard optimization problems, and
b) implementations of MaxSAT solvers that will be evaluated
    within MSE 2018 on a heterogenous collection of benchmarks.
Please visit
https://maxsat-evaluations.github.io/2018/
For more information, and details about participating.
  We look forward to your participation
  MSE-2018 organizing committee


2018年4月8日日曜日

特許は技術者の履歴書

特許検索で自分の名前を打つと、20数件の自分が関連した特許出願がヒットします。その多くは、会社員時代、アルプス電気で出願したものです。ソニーとのジョイントプロジェクトもありましたので、厚木や大崎で、出願したことがあります。特許は、論文に似て、技術的には、携わらなくても忖度して上司や、同僚の名前を載せることがあります。ステッピングモータ・スピンドルモータ関連でも自分の名前が出てくるのはそういった特許で、サインだけして実は中身はよく知りません。昔の出願を見ていると、記憶の片隅にあった同僚の名前が懐かしく想いださたりします。あのとき、こういう仕事をしていたんだな、という感慨が沸いてくるのです。

で、その特許出願がどうなったかといういうと、権利化されたのは、そのうちのごく少数で、かつ現在でも有効なものはひとつもありません。技術というのは日進月歩で、新しい技術に駆逐される運命にあります。儚いものにも思えますが、それでも、間違いなく自分が携わった仕事の証であります。 

2018年4月2日月曜日

特許登録・年金の支払い

出願ソフトの補助タブで、納付番号を取得します。
その際、金額を計算しないといけないのですが、以下のサイトで計算します。
https://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/shutugan.htm

パラメータは、何年度分の特許料を納めるかと、請求項の数です。今回の場合、請求項が9項、
10年分の特許料を納めるので、入力すると、236900円となります。 

小規模業者の減免は、自分で計算し10円未満は切り捨てします。
これを入力すると、納付番号が取得できます。そのままオンラインで収めることも可能です。

減免申請は同時とされていますが、オンラインではなく、申請書類は、郵送で送ります。

これで全ての処理は、おしまいです。後は、特許登録通知を待ちます。





2018年3月28日水曜日

特許査定

となりました。

特願2017-144989  プログラム、制約充足問題解決装置、制約充足問題解決方法
です。私自身3つ目の特許ですが、今の所100%の特許査定率です。私が偉いのではなく、ご指導頂いている弁理士先生の方のおかげです。

ともあれ、本技術で、勤務表をより速く、思いを高精度に、使いやすくしていく所存です。

ところで未だ、特許査定であって登録ではありません。特許登録は1-3年分の特許料を納めて初めて、特許番号が付与されます。こちらの手続きも1ヶ月以内にやっておかないと出願却下処分となります。

特許料の減免申請について特許庁に問い合わせを行いました。
審査請求の時期が「平成26年4月1日から平成30年3月31日」でなら、小規模事業者には、さらにお得な制度があります。

Q1特許料減免申請についてです。WEB記載、
a.小規模の個人事業主(従業員20人以下(商業又はサービス業は5人以下))
とありますが、私は、従業員0の個人事業者ですので、上記に該当し減免申請が可能であると思いますが問題ないでしょうか?(従業員0でも問題ないでしょうか?)
Q2 問題ないとして、その場合、提出書類は、
 1減免申請書 2小規模企業者の要件に関する証明書
のみでよいでしょうか?
Q3 WEBの小規模企業者の証明書式を見ると、自分自身で証明することになり(他に手段がないのですが)ますがよいのでしょうか?
以上よろしくお願いします。

以下の回答を頂きました。

Q1について
【回答】従業員が0名でも問題ありません。
Q2について
【回答】軽減を受ける予定の案件は、菅原様個人名での出願(又は特許権)と思いますので、軽減を受けるための手続は、ご認識のとおり「特許料軽減申請書」と「小規模企業者の要件に関する証明書」で足ります。
Q3について
【回答】小規模企業者の要件に関する証明書は、ご自身で証明をしていただく書類になります
なお、中小・ベンチャー企業の軽減は、審査請求の時期が「平成26年4月1日から平成30年3月31日」までのものに限られるのでご注意ください。
どうぞよろしくお願いします。

ご丁寧に回答頂き有難いです。





2018年3月26日月曜日

OR学会の最適化まとめ

https://togetter.com/li/1193739

が最適化の参考になります。数理最適化を突き詰めていくと、ヒューリスティクス的な部分がどうしてもでてきます。これは、SATソルバー内でも同じで、NP困難な部分をやろうとすると避けて通れないのではないでしょうか。

たとえば、SATソルバーでは、長らくVSIDSというヒューリスティクスのー択しかありませんでした。
http://www-erato.ist.hokudai.ac.jp/docs/seminar/nabeshima.pdf

しかし、最近のSAT Competitionを見ると新しいヒューリスティクスの実装が見られます。
これに対して、MIPの世界では、商用が主流でありBlackBoxで実装は分からないのですが、なにか改善を加えようとしたときは、やはり独自のヒューリスティクスによるケースが多いように思います。

私が現在やろうとしているのは、SATソルバー以外の第2エンジンです。

書籍は、次を所持していて参考にしました。いずれの入門用です。

1)組み合わせ最適化とアルゴリズム 久保
2)組み合わせ最適化  穴井
3)最適化の手法 茨木
4)アルゴリズム・サイエンス 出口からの超入門 岩間

勿論MIPソルバーを作ろうという話ではないのですが、ある種のスケジューリング問題には、強いということを目指しています。一口にスケジューリング問題とはいっても、非常に広く、実インスタンスから、学術ベンチマークとインスタンス的にも幅広いものです。これはひとつのソルバーだけでカバー出来るものではない、と思っています。いつか、 海外の学術系ベンチマークと私が持っている実インスタンスを総合した結果を公開するサイトを作ろうと思います。



 

2018年3月14日水曜日

OR学会誌3月号

私のは、載っていないのですが、http://www.orsj.or.jp/e-library/elcorsj.html#6303 で同じセッションでの先生方の論文を読むことが出来ます。 スケジューリング問題の潮流としては、数理計画的(MIP)な解法と、メタヒューリスティクス、それに制約プログラムがあります。ある種の問題では、MIPソルバーが強く、また、ある部分では、SATソルバーが強いということが分かっています。さらに超大規模になるとメタヒューリスティクスが強いという傾向があります。それぞれの良さを生かしつつ、全体の性能を向上させることが、現在の課題です。