2023年11月29日水曜日

Pythonの必要性

Q.スケジュールナースはノーコードで論理式を組んで、演算させるソフトなので

それなりに複雑な条件式を仕様書から落とし込まないと実用的なシフト自動作成にはならず、

ノーコードで対応できない部分はPythonのプログラム記述で対応となっていると思います。

なので、買取や月額だけで動くソフトではなく論理式を組む必要があるのですが、その実績もありますか?

A.

恐れ入りますが同意致しかねます。

スケジュールナースは、「集合」を用いたハード制約・ソフト制約という制約で記述するスタイルが、他のソフトと明確に異なります。

雛形はありません。汎用的であり、微細な制約も記述可能な反面、プログラミングスキルに似た一定のバリアが存在し、それさえも面倒で難しいと感じる方が少なくありません。

また、過去にPythonでしか記述出来なかったコードもバージョンアップによりGUI化での記述を促進しており、看護師・介護士勤務表に関しては、GUIのみプロジェクトが大半となっております。


参考:以下のお客さまもPythonなしですが、前述の理由から、菅原システムズのプロジェクト作成サービスを利用されています。


https://www.nurse-scheduling-software.com/japanese/nurse_scheduling_problem/chapter30/

Pythonは、組み込み版(3.10)を採用しています。他の環境は使用しません(出来ません)。


以下は、制約の記述例です。ご利用されている実際のお客さまのプロジェクトの断片を切り取ったものが殆どですが、どのようなときにPythonを使わざるを得ないか?の参考にはなるかと思います。



実績という意味において、看護師・介護士勤務表については、前述の通りです。
その他のプロジェクト作成サービスでPythonを使う頻度は、2-3割程度と思います。
独自言語からPythonに移行して数年経ちますが過去のPythonコードは全て継承するというポリシーは貫いておりますので、ご安心ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿