次の手順で、CNFファイルをKissatに読み込ませDRATファイルを出力します。それをdrat-trimツールで読み込ませて、UNSATコアを出力させることができます。
SATソルバの Kissat でDRAT形式の証明(Proof)を生成するには、コマンドの引数(オプション)として 入力のDIMACSファイルの後に、出力したい証明ファイルのパスを指定 します。 [1, 2]
基本的なコマンド構文
bash
kissat [オプション] <入力DIMACSファイル> <出力証明ファイル>
コードは注意してご使用ください。
具体的な使用例
bash
kissat input.cnf proof.drat
コードは注意してご使用ください。
重要な仕様と注意点
- フォーマットの自動判定:
- 実際のファイル名(例:
proof.drat)を指定した場合、デフォルトでは効率的な バイナリDRATフォーマット で出力されます。 - テキスト(ASCII)形式で出力したい場合は、
--no-binaryオプションを付けて実行してください。 [1]
- 実際のファイル名(例:
- 標準出力への出力:
- 出力ファイル名に
-を指定すると、証明を標準出力に流すことができます。この場合は自動的に ASCIIフォーマット になります。 [1]
- 出力ファイル名に
- ファイルの圧縮:
- 上書きの強制:
- 既存のファイルを強制的に上書きして証明を書き出す場合は、
-fオプションを付与してください。 [1]
- 既存のファイルを強制的に上書きして証明を書き出す場合は、
- UNSAT時のみ有効:
- DRATは「充足不能(UNSAT)」であることの証明を出力する仕組みです。問題が「充足可能(SAT)」な場合は、空の証明、または実質的な中身のないファイルになります。
生成されたDRAT証明ファイルは、後から drat-trim などの検証ツール(Checker)を用いて、正当性をチェックすることができます。
出力されたDRATから矛盾原因(UNSAT Core)を抽出する [1]
C++ APIから直接得られる
proof.drat は、ソルバーが行った推論ステップの生ログです。ここから人間の読める最小限の矛盾原因(UNSAT Core)や証明検証を行うために、SATコミュニティの標準ツールである drat-trim を使用します。 [1]drat-trimは、Windows版はないので、Win11のUbuntsu上でコンパイルし作成します。
実行コマンド(ターミナル)
元の問題ファイル(
problem.cnf)と、上記コードで得られた proof.drat を指定して以下のように実行します。bash
# 1. 証明の正当性を検証し、同時にUNSATの原因となった節のコア(core.cnf)を抽出する
drat-trim problem.cnf proof.drat -c core.cnf
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