ある顧客システムでは、半1というシフトで、補償するシステムになっています。
具体的には、
例えば、公休基準10の月とします。
半1が一個あると、0.5公休とカウントします。
仕様は、
<半1の仕様>
1個の場合の公休カウントは、10.5になる。 2個の場合は、2個の半1を1個の公休として、2個の半1+9個の公休=10になる
1)長日・夜勤差に纏わる問題
長日・夜勤差をコントロールしようとすると、二つの問題があります。
■その制約自体が重い(問題の性質上、求解に時間がかかる)
■解空間を狭め、スタッフのQOLに少なからず影響する
参考リンク:一般化した変則2交代 (nurse-scheduling-software.com)
これに加え、今回は、次のような問題があります。
2)±0.5日の公休差がもたらす不公平性
現実的には、あまり問題ないのかもしれませんが、各スタッフ間で±0.5日/月の公休差が生じる可能性があります。理論的には、年間でみると最大12日の差が生じる可能性があります。