2017年12月5日火曜日

親切な審査官

例によって、拒絶理由通知書を受け取りました。これは、一回目の拒絶理由通知と呼ばれるものです。何度受け取っても、愛を告白して、拒絶された心境になるのは変わりがありません。これから、特許査定を頂くために、手続き補正書と意見書(2ヶ月内に、同時にオンラインで出さないといけない)を出すのですが、その仕事量を考えると憂鬱な気分になります。

ところが、今回の事案は、通知書を見て頂いた弁理士さんによれば、親切な審査官ということになるのだそうです。拒絶しておいて親切とは如何なものか?今一ピンとこなかったのですが、実際に意見書を作成してみてよく分かりました。実は、今回意見書の作成は、2時間もかかっておりません。(前回特許は、数週間を要しました。) この辺は、明細書のQualityの差によるところが大きいでしょう。弁理士さんに指導を受けて提出したものと、そうでないものの差だろうと実感した次第です。確かに、出す前は色々と指摘を受けて文言を色々追加するので大変なのですが、後々、今回の事案のように楽になることを考えれば、やはり最初から弁理士さんの指導を受けた方が得策ということでしょう。

「親切な審査官の影に弁理士さんの力量あり」 これが今日の格言です。

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