Cuopt,Highs共に、ダイレクトコルスキー分解を用いたIPM(内点法)を準備中の模様です。
Githubで実装を眺めることが出来ます。10月中のリリースと予想します。
超大規模問題、instance23/24の問題は、
■グラフがコンパイル出来ない
■SATソルバがコンパイル出来ない
■Lpソルバが遅すぎる
というものです。3番目の問題について、PDLPに期待しました。1e-4では、期待通りの性能を示すものの1e-5以上の精度となると遅すぎ、実用精度の1e-7では、全く遅すぎて使えないことが判明しました。
そこで、高精度領域でも速度が落ちないバリアソルバに期待がかかります。NVidia CuDSS疎行列のコルスキー分解で革新的な速度向上があったようです。CuDSSについては、プレリリースされており、その気になれば、これを用いて自前実装も可能だとは思いますが、上記の通り、リリースを寝て待てばよいだけなので、待つことにしたいと思います。それまでに、上記他の課題をクリアしたいと思います。