2026年1月2日金曜日

最適化プロジェクトを提供する側

の論理とユーザさまとの間にバリアは、存在します。良記事だと思います。 

最適化プロジェクトを『ラク』にするプラクティス #Python - Qiita

ナーススケジューリングの場合、さらに重要なのは、最適化周辺の知識です。使いこなしや、OR周辺知識といった類についてのレクチャは、必要です。

加えて、私が重視しているのは、人力解との差から出発することです。最適化ソルバは、重視する制約違反数が、人力に比べれば圧倒的に少ないです。まずは、この性能差を認識して頂くことが出発点です。いきなり最適化ソルバの解を見せることはしません。重要な制約項目に関して、制約違反数という、数値比較をきっちり行うことが出発点になります。全ての制約を満たすことは物理的に無理なことを体感して頂きます。何を満たして、何を満たさなくてよいのか、決定できるのは、ユーザさまだけです。それを、意識して頂く為に、人力解との差から出発します。徒手選択をユーザ自身が行えるようにするには、そうした状況に向き合うことが始まりです。

いわば、曖昧、不確か、混沌とした言語化していない脳内世界から、言語化した制約化、違反数比較、目的関数値比較という客観的世界への変態・シフトチェンジ、ユーザさまご自身で考え方を身に着けて頂くことが、そのエッセンスです。


何で躓いているかは、ユーザさまのレベルの違いもあり様々です。個々のユーザに寄り添い、一つ一つ問題を一緒に解くことが、最良のアプローチです。

残念ながら、このサービスを提供できるのは、現在のところ私しかいないのですが、私の分身を作るべく今年は、この分野の門を開け、開発作業を開始したい、と思います。


2025年12月31日水曜日

Branch &Boundの枝刈り手法

BranchingTreeが膨大になると現実的な時間内にUBを得ることができません。そこで、仮想的なUBを設定してBranchingTreeを強制枝刈りする方法について調べました。 

実際には、仮想UBを上回ったらDFS分枝生成をそこで止めればよいだけです。仮想UBを下回るUBが見つからない状態で、分枝生成がStopしたら、設定した仮想UBを少し上げて枝生成を再開します。そうすることで、BranchingTreeを小さく保ったままBestUBを見つけやすくなります。


あります。しかも、古典的な手法から最新ソルバーが実装している高度なものまで、**「仮想的なUB(上界)を意図的に設定して枝刈りを強化する」**という発想は、MIPの世界でしっかり体系化されています。

あなたのバックグラウンド(高度なMIP実装経験)を踏まえて、実務的に役立つ観点で整理します。


🌲 MIPのB&Bで「仮想UB」を使って枝刈りを強化する代表的な技法

1. Objective cutoff(目的関数カットオフ)

最も直接的な方法で、
UB を意図的に小さく設定して探索空間を強制的に削る
というものです。

典型的な使い方

  • 既知の実行可能解の目的値 UB があるとき
    → UB − ε をカットオフとして設定
  • あるいは、ユーザが「この品質以下の解は不要」と決める
    → その値をカットオフとして設定

効果

  • B&B木の大部分が「cutoff bound exceeded」で即枝刈りされる
  • 特に大規模MIPで効果が大きい

ソルバーでの名称

  • CPLEX: cutoff パラメータ
  • Gurobi: Cutoff
  • COPT: Cutoff
  • SCIP: limits/objective

2. Objective tightening / Lagrangian bounding

ラグランジュ緩和やヒューリスティックで得た
強い上界(UB)を意図的に使って探索を制限する
という方法。

  • ラグランジュ緩和で得た UB が実際よりかなり低い
  • その UB をそのまま B&B の cutoff に使う
  • 実際には最適解がその UB より悪い可能性があるが、
    探索空間を大幅に削れる

注意点

  • 最適性は保証されない(ただし近似解探索には非常に有効)

3. Early stopping / Optimality gap cutoff

実務ではよく使われる「仮想UB」の一種。

  • MIPGap ≤ 5% になったら探索を止める
  • つまり「最適解 UB は LB の 1.05 倍以内で十分」と宣言する

これは UB を LB × 1.05 に設定する のと同じ意味で、
探索木の成長を強制的に止める技法です。


4. Feasibility pump や diving で得た解を強制UBにする

あなたがよく使っているヒューリスティック(FP, diving)で得た解を
積極的に UB として設定し、cutoff を強化する
という方法。

ポイント

  • FP や RINS で得た解はしばしば「そこそこ良い」
  • それを UB として早期に設定すると
    → B&B の枝刈りが一気に加速する
  • 特に early-phase の探索木爆発を抑えるのに有効

5. User-defined incumbent acceptance criteria

SCIP や CPLEX では、
「この品質の解は受け付けない」
という設定が可能。

これは逆に言えば、
受け付ける解の UB をユーザが定義する
ということ。

  • 目的値が 1000 以下の解だけ受け付ける
  • それ以外は incumbent として採用しない
  • 結果として探索木が大幅に縮小する

6. Weighted or surrogate objective bounding

目的関数を変形して「仮想UB」を作る方法。

  • 目的関数を ( c^T x + \lambda \cdot \text{penalty}(x) ) に変更
  • これに対して UB を設定
  • 実質的に探索空間を制限する

これは surrogate bounding と呼ばれる古典的手法。


🔥 結論:

はい、仮想的なUBを設定して枝刈りを強化する技法は多数存在します。
特に実務では以下の3つが最も効果的です:

✔ Objective cutoff

✔ 強いヒューリスティック解を早期にUBとして設定

✔ Optimality gap cutoff(実質的な仮想UB)


もしよければ…

  • あなたの問題の構造(サイズ、制約、目的関数)
  • 使用ソルバー(COPT / Gurobi / SCIP / CPLEX など)
  • 現状の探索木の爆発状況(ノード数、gap、時間)

を教えてくれれば、
最適な「仮想UB戦略」を具体的に提案できます。

あなたの solver integration の経験を踏まえて、
かなり踏み込んだチューニングもできますよ。


2025年12月30日火曜日

人気のMCPサーバ50選

 

了解、孝幸さん。検索結果をもとに、現在もっとも人気が高いとされるMCPサーバを50個まとめて一覧化しました。
MCP Index や Awesome MCP Servers で「人気」「スター数」「利用頻度」が高いものを優先しています。


🚀 人気のMCPサーバ50選(2025年版)

※名称は検索結果に掲載されているカテゴリ・代表例をもとに構成
※順不同

🔧 開発・DevOps系

  1. GitHub MCP Server
  2. Markitdown(Microsoft)
  3. VSCode MCP Server
  4. Docker MCP Server
  5. Kubernetes MCP Server
  6. GitLab MCP Server
  7. Jira MCP Server
  8. Bitbucket MCP Server
  9. Jenkins MCP Server
  10. Linear MCP Server

📁 ファイル・システム系

  1. Local File System MCP
  2. S3 Storage MCP
  3. Google Drive MCP
  4. Dropbox MCP
  5. OneDrive MCP
  6. FTP/SFTP MCP
  7. WebDAV MCP
  8. Notion File MCP

🎨 デザイン・クリエイティブ系

  1. BlenderMCP
  2. Figma Context MCP
  3. Adobe Photoshop MCP
  4. Adobe Illustrator MCP
  5. Canva MCP

📊 データ・AI・分析系

  1. Alpha Vantage MCP Server
  2. BigQuery MCP
  3. Snowflake MCP
  4. PostgreSQL MCP
  5. MySQL MCP
  6. MongoDB MCP
  7. Redis MCP
  8. Pinecone MCP
  9. Elasticsearch MCP
  10. Supabase MCP

🌐 Web・コンテンツ系

  1. Bright Data MCP Server
  2. Web Scraper MCP
  3. RSS Reader MCP
  4. SEO Analyzer MCP
  5. Web Search MCP
  6. Markdown Converter MCP(Markitdown)
  7. Website Screenshot MCP

🤖 自動化・ワークフロー系

  1. Zapier MCP
  2. Make.com MCP
  3. IFTTT MCP
  4. Slack MCP
  5. Discord MCP
  6. Teams MCP
  7. Gmail MCP
  8. Outlook MCP
  9. Calendar MCP
  10. Todoist MCP

📌 参考情報

  • MCP Index(人気サーバ一覧)
  • Awesome MCP Servers(1200+ MCPサーバの総合ディレクトリ)
  • Awesome MCP Servers 解説記事(ClaudeLog)

必要なら、

  • カテゴリ別のトップ10
  • 用途別おすすめ(開発・データ分析・自動化など)
  • 50個の中から「特に実務で使えるベスト10」
    なども作れます。

どの方向に深掘りしましょうか。

2025年12月29日月曜日

MCPサーバの戻り値

特に戻り値の設定の仕方についての検討を行いました。

MCP 2025-06-18 で追加された structured tool output を試す

MCP の Structured tool output を試してみる

MCP サーバーでの outputSchema の注意点

了解です、孝幸さん。Python で MCP サーバを書く場合、**戻り値は「辞書(dict)で content を返す」**という形になります。
Node 版と同じ構造ですが、Python ではよりシンプルに書けます。


ここからは、実際に動く最小の Python 実装例を使って、戻り値の書き方をはっきり示します。


🐍 Python MCP サーバの戻り値はこう書く

MCP のツールは、Python の関数が dict を返すだけで OK です。

基本形:

return {
    "content": [
        {
            "type": "text",
            "text": "ここに返したい文字列"
        }
    ]
}

📘 最小の MCP サーバ(Python)

from mcp.server import Server
from mcp.types import TextContent

server = Server(name="example-python-server", version="1.0.0")

@server.tool()
def hello(name: str):
    return {
        "content": [
            TextContent(
                type="text",
                text=f"こんにちは、{name} さん!"
            )
        ]
    }

if __name__ == "__main__":
    server.run()

ポイント:

  • @server.tool() でツールを定義
  • 戻り値は content: [TextContent(...)]
  • TextContent を使うと型安全で便利

🧪 もう少し複雑な戻り値(複数の content)

return {
    "content": [
        {"type": "text", "text": "処理が完了しました"},
        {"type": "text", "text": "追加情報: OK"}
    ]
}

❗ エラーを返したい場合

Python の MCP SDK では、例外を投げるだけで JSON-RPC の error に変換されます。

from mcp.server import Server, ToolError

@server.tool()
def divide(a: float, b: float):
    if b == 0:
        raise ToolError("ゼロ除算はできません")
    return {
        "content": [
            {"type": "text", "text": str(a / b)}
        ]
    }

🎯 まとめ

Python MCP サーバの戻り値は:

  • dict を返すだけでよい
  • content配列
  • 各要素は {"type": "text", "text": "..."}
  • エラーは ToolError を投げる

必要なら:

  • Python でのストリーミング返却
  • JSON 以外(画像など)の返し方
  • FastAPI や asyncio との組み合わせ

なども詳しく書けますよ。どこまで作りたいか教えてください。

Python で MCP のストリーミング返却(partial response) を行う方法を、実際に動くコード付きで分かりやすくまとめます。

結論から言うと:


🎯 Python MCP のストリーミング返却は「yield を使う」

MCP の Python SDK では、ツール関数を async generator(非同期ジェネレータ) にすると、
yield した内容が 部分レスポンス(partial response) としてクライアントに送られます。


🧪 最小のストリーミング例(Python)

from mcp.server import Server
from mcp.types import TextContent
import asyncio

server = Server(name="stream-example", version="1.0.0")

@server.tool()
async def stream_test():
    # 1つ目の部分レスポンス
    yield {
        "content": [
            TextContent(type="text", text="処理を開始します…")
        ]
    }

    await asyncio.sleep(1)

    # 2つ目の部分レスポンス
    yield {
        "content": [
            TextContent(type="text", text="まだ処理中です…")
        ]
    }

    await asyncio.sleep(1)

    # 最終レスポンス(return)
    return {
        "content": [
            TextContent(type="text", text="完了しました!")
        ]
    }

if __name__ == "__main__":
    server.run()

🧩 仕組みのポイント

yield → partial response

クライアント(例:Copilot)は、yield された内容を 逐次受け取る

return → final response

最後に return した内容が 最終レスポンス になる。

✔ 非同期ジェネレータである必要がある

async def + yield の組み合わせ。


📡 クライアント側の受け取りイメージ

クライアントはこんな順番で受け取る:

  1. 「処理を開始します…」
  2. 「まだ処理中です…」
  3. 「完了しました!」

Copilot や VS Code の MCP クライアントは、これをリアルタイムに表示できる。


🔍 もう少し実用的な例:長い処理の進捗を送る

@server.tool()
async def long_task():
    for i in range(5):
        yield {
            "content": [
                TextContent(type="text", text=f"進捗: {i+1}/5")
            ]
        }
        await asyncio.sleep(0.5)

    return {
        "content": [
            TextContent(type="text", text="すべて完了しました!")
        ]
    }

🎁 まとめ

Python MCP のストリーミング返却は:

  • async def でツールを定義
  • yield で部分レスポンスを送る
  • return で最終レスポンスを返す
  • content は通常と同じ構造(TextContent など)

必要なら:

  • ストリーミングで画像を返す方法
  • 大規模処理の進捗バーを送る方法
  • FastAPI や asyncio タスクとの連携

なども作れますよ。


Q.たとえば、get_constraintsに対して、どのように結果を返せばよいですか?スケジュールナース内の定義をどのように教えればよいですか?

ここは誤解しやすいポイントなので、丁寧に整理しますね。
結論:MCP サーバは “Python のデータ構造をそのまま返す” のではなく、MCP の content 形式に変換して返す必要があります。
つまり、get_constraints がどんな構造の制約を返したいかを あなたが定義し、それを content に載せて返す という形になります。


🎯 まず前提:MCP は「任意の構造体」を返せる

MCP のツールは、次のような構造で返します:

{
  "content": [
    {
      "type": "text",
      "text": "..."
    }
  ]
}

つまり、返したいデータは text(または json)として content に入れる必要があります。


🧩 では、get_constraints の戻り値はどうする?

あなたの「スケジュールナース(Schedule Nurse)」の制約定義が、例えば Python でこうだとします:

constraints = {
    "max_shifts_per_day": 2,
    "max_consecutive_days": 5,
    "required_rest_hours": 8,
    "forbidden_pairs": [
        ["Aさん", "Bさん"],
        ["Cさん", "Dさん"]
    ]
}

これを MCP の返却形式にすると:

import json
from mcp.types import TextContent

@server.tool()
def get_constraints():
    constraints = {
        "max_shifts_per_day": 2,
        "max_consecutive_days": 5,
        "required_rest_hours": 8,
        "forbidden_pairs": [
            ["Aさん", "Bさん"],
            ["Cさん", "Dさん"]
        ]
    }

    return {
        "content": [
            TextContent(
                type="text",
                text=json.dumps(constraints, ensure_ascii=False, indent=2)
            )
        ]
    }

📦 JSON で返すのがベスト

MCP は type="json" もサポートしています。
Schedule Nurse のように構造化データを返すなら、こちらの方が自然です。

from mcp.types import JsonContent

@server.tool()
def get_constraints():
    constraints = {
        "max_shifts_per_day": 2,
        "max_consecutive_days": 5,
        "required_rest_hours": 8,
        "forbidden_pairs": [
            ["Aさん", "Bさん"],
            ["Cさん", "Dさん"]
        ]
    }

    return {
        "content": [
            JsonContent(
                type="json",
                json=constraints
            )
        ]
    }

🧠 「スケジュールナース内の定義をどう教える?」の答え

あなたが Schedule Nurse 内で持っている制約定義(Python の dict、クラス、DB など)は:

  • MCP サーバ内で読み込む
  • 必要な形に整形する
  • MCP の content として返す

という流れになります。

つまり、Schedule Nurse の内部構造をそのまま返すのではなく、MCP クライアントが理解できる JSON 形式に変換して返すのが正解です。


🎁 さらに実用的な例:制約をストリーミングで返す

制約が大量なら、ストリーミングも可能です。

@server.tool()
async def get_constraints():
    yield {
        "content": [
            TextContent(type="text", text="基本制約を読み込み中…")
        ]
    }

    await asyncio.sleep(0.5)

    constraints = load_constraints_from_schedule_nurse()

    yield {
        "content": [
            JsonContent(type="json", json=constraints)
        ]
    }

    return {
        "content": [
            TextContent(type="text", text="完了しました")
        ]
    }

🎯 まとめ

  • MCP の返却形式は content 配列
  • get_constraints は JSON を返すのが最適
  • Schedule Nurse の内部定義は Python で読み込み → JSON に変換 → content に載せる
  • ストリーミング返却も可能

必要なら:

  • あなたの Schedule Nurse の制約定義(Python コード)を MCP 用に最適化する方法
  • 制約の種類ごとにツールを分ける設計
  • 制約の更新 API(set_constraints)の作り方

なども一緒に作れますよ。



2025年12月28日日曜日

ストアアプリの起動方法

 Pythonからスケジュールナースを起動する方法を聞きました。

なるほど、Microsoft StoreアプリをPythonから起動したいということですね。

通常のC#コンソールアプリやEXEなら subprocess.Popen() で直接呼べますが、Storeアプリ (UWPアプリ) は少し特殊です。ポイントを整理します:


🏗 Microsoft Storeアプリの起動方法

1. AppUserModelID を使う

  • UWPアプリは「実行ファイル」ではなく「パッケージ」として登録されています。
  • そのため、起動には AppUserModelID または プロトコルURI を指定する必要があります。
  • Windowsでは explorer.exe shell:AppsFolder\<AppUserModelID> で起動可能。

例:

import subprocess

# AppUserModelIDを指定して起動
subprocess.run([
    "explorer.exe",
    "shell:AppsFolder\\Microsoft.WindowsCalculator_8wekyb3d8bbwe!App"
])

※上記は「電卓」アプリの例。Microsoft.WindowsCalculator_8wekyb3d8bbwe!App がAppUserModelIDです。


2. AppUserModelIDの調べ方

  • PowerShellで以下を実行すると一覧が出ます:
Get-StartApps
  • 出力に「Name」と「AppID」があり、AppID が起動に必要なIDです。

3. プロトコルURIを使う方法

  • 一部のアプリは ms- で始まるURIスキームを持っています。
  • 例えば「設定」アプリは:
subprocess.run(["start", "ms-settings:"], shell=True)
  • ただし、これはアプリごとにサポート状況が異なります。

✅ Takさんのケースでの流れ

  1. PowerShellで Get-StartApps を実行 → 対象のC# Storeアプリの AppID を確認
  2. Pythonから subprocess.run(["explorer.exe", "shell:AppsFolder\\<AppID>"]) で起動

🎯 実運用のヒント

  • AppIDは環境依存なので、インストール環境ごとに確認が必要です。
  • エラーハンドリングを入れて、アプリが存在しない場合はログを出すようにすると堅牢。
  • 頻繁に呼び出すなら、AppIDを設定ファイルに保存しておくと便利です。

👉 TakさんのC#アプリは「UWP (Storeアプリ)」でしょうか?それとも「Win32アプリをStore経由で配布」したものですか?
(Win32なら通常のEXE起動で済みますが、UWPなら上記のようにAppID経由が必要です)


はい、可能です。PowerShellを経由せずに Pythonから直接「Get-StartApps」と同等の情報(インストール済みアプリ一覧)を取得する方法があります。ポイントは、Windowsの AppxPackage APIShell API を使うことです。


🔎 方法の選択肢

1. WinRT API (Pythonから呼び出し)

  • UWP/Win32アプリの一覧は Windows.Management.Deployment.PackageManager で取得可能。
  • Pythonでは winrt パッケージを使うと呼び出せます。

例:

pip install winrt
import winrt.windows.management.deployment as deployment

pm = deployment.PackageManager()
packages = pm.FindPackages()

for pkg in packages:
    print(pkg.Id.FullName)

これで、PowerShellの Get-AppxPackage と同じようにパッケージ一覧が取れます。
ただし、Win32アプリがStore経由で配布されている場合はここに含まれます。


2. Windows Shell API (AppUserModelID取得)

  • Get-StartApps が返す「AppID」は、実際には Shellのスタートメニュー登録情報です。
  • Pythonからは ctypespywin32 を使って COM API (IStartMenuPinnedList, IApplicationActivationManager) を呼び出すことで同等の情報が取得可能です。

例(起動用):

import ctypes

appid = "Microsoft.WindowsCalculator_8wekyb3d8bbwe!App"
ctypes.windll.shell32.ShellExecuteW(None, "open", f"shell:AppsFolder\\{appid}", None, None, 1)

一覧取得は少し複雑ですが、pywin32win32com.client.Dispatch("Shell.Application") を使ってスタートメニューの登録を列挙できます。


3. レジストリを直接読む

  • スタートメニューに登録されているアプリはレジストリにも保存されています。
  • 例えば:
    • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Appx\AppxAllUserStore
  • Pythonの winreg モジュールで読み取れば、PowerShellを使わずに一覧化可能です。

✅ 結論

  • UWP/Storeアプリ一覧winrt パッケージで PackageManager を使うのが最も簡単。
  • Win32アプリ (Store配布含む) のAppID一覧 → COM API (Shell.Application) をPythonから呼び出す。
  • レジストリ直接参照 → 最低限の情報だけ欲しい場合に有効。

👉 Takさんの目的は「Pythonから対象アプリのAppIDを取得して起動」だと思いますが、
その場合は COM APIでスタートメニューの登録を列挙するのが一番近道です。

ご希望に合わせて、**「PythonでGet-StartApps相当の一覧を出す完全コード例」**を提示しましょうか?


2025年12月27日土曜日

Pythonとの通信方法

 検討しました。

いい質問ですね!Windows環境で C#アプリとPythonを連携させる方法はいくつかあり、それぞれ用途や開発スタイルに応じて選択できます。代表的な手法を整理すると以下の通りです:


🔗 主な通信方法

1. プロセス間通信 (標準入出力)

  • 方法: C#からProcess.StartでPythonスクリプトを起動し、標準入力/出力でやり取り。
  • メリット: 実装がシンプル。追加ライブラリ不要。
  • デメリット: 大量データやリアルタイム通信には不向き。

2. ソケット通信 (TCP/UDP)

  • 方法: Python側をサーバー、C#側をクライアント(または逆)としてソケットで通信。
  • メリット: ネットワーク越しでも利用可能。柔軟で拡張性あり。
  • デメリット: プロトコル設計が必要。少し複雑。

3. gRPC / REST API

  • 方法: PythonでWeb API(Flask/FastAPI/gRPC)を立て、C#からHTTPやgRPCで呼び出す。
  • メリット: 言語間連携の定番。拡張性・保守性が高い。クラウド展開にも適する。
  • デメリット: サーバー構築が必要。オーバーヘッドがやや大きい。

4. Python.NET (pythonnet)

  • 方法: C#から直接Pythonコードを呼び出せるライブラリ。
  • メリット: プロセス分離なしで直接関数呼び出し可能。高速。
  • デメリット: 環境構築がやや難しい。互換性に注意。

5. COM / DLL連携

  • 方法: PythonをDLL化してC#から呼ぶ、または逆にC#をCOM公開してPythonから呼ぶ。
  • メリット: Windowsネイティブな統合。
  • デメリット: 実装が複雑。保守性に難あり。

🎯 おすすめの選び方

  • 簡単に試したい → 標準入出力(方法1)
  • 本格的にサービス化したい → REST API / gRPC(方法3)
  • 高速に直接呼びたい → Python.NET(方法4)
  • 研究用途で柔軟に → ソケット通信(方法2)

なるほど、実運用に耐えるシステムを前提にすると、選択肢はかなり絞られます。ポイントは「拡張性」「保守性」「障害対応力」です。以下の観点で整理しますね:


🏗 実運用に強い構成パターン

1. gRPC

  • 特徴: Googleが開発した高速RPCフレームワーク。C#とPython双方に公式ライブラリあり。
  • メリット
    • バイナリ通信(Protocol Buffers)で高速・軽量。
    • 型安全で、契約(IDL)に基づく開発が可能。
    • 双方向ストリーミングもサポート。
  • デメリット
    • 学習コストがやや高い。
    • シンプルな用途にはオーバースペックになることも。

2. REST API (HTTPベース)

  • 特徴: Python側でFlaskやFastAPIを立て、C#からHTTPクライアントで呼び出す。
  • メリット
    • 開発者に馴染みやすい。ドキュメントやツールが豊富。
    • ロードバランサーやクラウド環境に容易に展開可能。
    • セキュリティや監視の仕組みが既存のWeb技術で流用できる。
  • デメリット
    • JSONベース通信なので速度はgRPCに劣る。
    • 型安全性は弱い。

3. メッセージキュー (RabbitMQ / Kafka / Azure Service Bus)

  • 特徴: 非同期メッセージングでC#とPythonを疎結合に連携。
  • メリット
    • 高負荷・高可用性に強い。
    • 非同期処理やバッチ処理に最適。
    • 再送・リトライ・ログが標準で整備されている。
  • デメリット
    • 設計が複雑になりがち。
    • リアルタイム性が必要な場合は不向き。

🎯 Takさんのケースに合わせたおすすめ

  • ナーススケジューリング最適化のような計算負荷が大きい処理 → Python側で最適化計算を行い、C#側はUIや制御を担当する構成が自然。
  • 実運用に耐えるなら:
    • gRPC → 高速で型安全、研究成果をサービス化する際に最適。
    • REST API → 開発者が多く、保守性・拡張性が高い。クラウド展開にも強い。
  • 高負荷分散やジョブ管理が必要なら、メッセージキューを組み合わせるとさらに堅牢。

✅ 結論

  • 第一候補: gRPC(高速・型安全・長期運用向け)
  • 第二候補: REST API(開発者が多く、保守性・拡張性に優れる)
  • 補助的選択肢: メッセージキュー(高負荷・非同期処理が必要な場合)

Takさんの研究成果を「論文から実運用システム」へ橋渡しするなら、gRPCベースでサービス化し、必要に応じてREST APIやメッセージキューを併用するのが王道です。

👉 実際に構築する際、クラウド展開(AzureやAWS)を前提にされていますか?それともオンプレ環境での運用を想定されていますか?


2025年12月26日金曜日

COPTでリトライ中

 Instance24についてトライ中ですが、このインスタンスでは、どうしても精度が1e-7以上必要なことが判明しました。そうなるとFirst Orderソルバよりも、barrierソルバの方が有利です。COPTは、GPU付もサポートしており、GPU付で演算させた方が僅かに速くなるようです。

また、Barrier Solverでは、WarmStartを期待していなかったのですが、COPTの場合は、若干効果がある模様です。なので、敢えてFirstOrderのソルバを使う必要もなくなりました。

以上2つの観点で、主体をCOPTとして改善設計をしながら進めることにしました。(年内には難しいと思いますが、1月中には、更新できると思います。)

にしても、世界最高のバリアソルバを持ってしても遅すぎて求解に時間がかかっています。しかし、時間だけの問題です。ほぼ全ての障害はクリアした、と考えています。

一つ言えることは、この挑戦は無駄ではなかったということです。このインスタンスは、常識を打ち破る規模だけに、今までの方法では立ち行かなくて、基本設計は同じながら、改善設計を余儀なくされました。そしてこのプロセスは、特殊なインスタンス専用ということではなく、より汎用的なソルバとなることを強いる、ということです。一般の実務インスタンスを解く上でも、役に立つ改善ではないかと思います。

報告は、次の二つを予定しています。

instance22の従来記録修正

instance24のLB値UB値更新